壁塗りを終えたリビングルーム、徐々に完成に近づいています。
残るは床にフローリングを張っていく作業。
日本ではあまり馴染みのないDIYですが、スイスでフローリングの張り替えはポピュラーなDIYの一つ。
私たちのスイスの家でも、数年前全部屋の床をカーペーットからフローリングに変えました。
なので作業方法はある程度想像できたのですが、BETTAKでは部屋の形が整った長方形ではないので
その形にきれいにカットするのは苦労しました。
直線で終わる入り口側が終わりになるように、部屋奥の窓側から始めます。
もともと台形の敷地に建っていて、その上昔のセルフビルドのため、間取りのあちこちが歪な形。
その尺を計るのに活用したのがトレーシングペーパー。
測りたい場所にトレーシンングペーパーを当て、上からなぞるように鉛筆で型をとります。
それを切って、今度はフローリング板の上へ。
そうすると長さを測っただけではとれない微妙な角度もちゃんと測れます。
慣れるまでは多少の失敗もありましたが、コツをつかむと
測って、階下で板を切断、上に運んでフローリングをはめ込む・・・の作業の繰り替えし。
一番難しい三角の部分が終わったところ
フローリング板は、スイスではパズルのようにカチッとはめ込めばいいだけなんですが
日本のものはその都度接着剤で留めるよう指示してありました。
ただその方法にちょっと疑問だったので、この部屋は接着剤も釘もつけずに試してみました。
そして2日の作業の後、やっと完了!
壁の淡いピンクとブラウンの木目が気持ちいい空間となりました。
オリジナルのクローゼットのドアと引き出しもペイント後スクラッチをかけてシャビー感を出して。
細かい作業はまだありますが、リビングルームは無事完成です!
ビフォ&アフターで見るとこんなにも変わりました。
before
after
before
after
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